「結城さん・・・」
「神永か。どうした。入れ」
「あの、結城さんが・・・受けだって噂は本当ですか?」
「・・・本当なら、なんだ?」
「俺に、俺に抱かれてください・・・!!」
「よし、来い!!」
結城さん・・・。
俺は結城さんの身体を抱き寄せて、その唇にキスをした・・・。
そのあとのことは、思い出したくない。
甘利「どうした神永?ぼんやりして」
波多野「結城さん、どうだった?」
福本「当然、受けだったんだろうな?」
貴様ら・・・知っていたな・・・あの情報が、フェイクニュースだって!!
三好「結城さんが受け?そんなはずないでしょう?」
神永「それは貴様がそういって・・・」
三好「ちょっとからかっただけですよ。まさか本気にするとはね」
にやにや。
三好はチェシャ猫みたいに笑った。
くそー、ジョーカーを引かされたのは、俺か!!
俺は痛む腰を抑えながら、髪をかきむしった。