もしも千尋が実井だったら・・・。
<キャスト>
千尋・・・実井
ハク・・・波多野
湯婆婆・・・結城
千尋の父親・・・小田切
千尋の母親・・・福本
リン・・・田崎
釜爺・・・甘利
カエル・・・神永
カオナシ・・・三好
坊・・・?
<あらすじ>
千尋は魔女の契約印を返すため、海の中の電車に乗って銭婆に会いに行く。
千尋「あなたもついてきたんですね」
カオナシ「あうっあううっ」
千尋「邪魔だけどまあいいか。何かの役に立つかも」
銭婆「よく来たな。まあ、お茶でもどうだ?」
千尋「結城さん・・・!?いや、湯婆婆にそっくりだ・・・」
銭婆「双子だからな。でも仲は悪いんだ。だって、あの人、ハイカラじゃないから」
千尋「ハイカラじゃない?どういう意味だろう・・・ぐぐってみようか」
銭婆「それで、あの竜を助ける為に来たんだな?」
千尋「いえ、竜は死んでしまいました。僕はただあの海の中の電車に乗ってみたかったんです。回数券を釜爺に貰ったんで」
銭婆「なんだ。ただの鉄道マニアか・・・」
千尋「お茶も飲んだし、ケーキも食べたし、契約印も返したし、もう帰りますね」
銭婆「ああ。カオナシは置いていけ」
千尋「えっ?嫌ですよ。カオナシは僕の持ち駒です」
銭婆「カオナシに決めさせよう。ここにいたいんだな?三好」
カオナシ「(頷く)」
カオナシ、銭婆とキスをする。
千尋「ふ〜ん。そういうことですか。これで一応ラブストーリーも完結ですね。あ〜帰りは歩いて帰るのか・・・竜を助ければ良かったな・・・めんどくさいや」
リン「千尋はとぼとぼと線路を歩いて油屋に帰りました。めでたしめでたし」
千尋「あれ?両親は?」
千尋の父親「お前が銭婆のところにいってる間に食べられちゃったよ。お母さんもだ」
千尋の母親「そうよ。千尋。ひとりで強く生きるのよ・・・」