ピエール　瀬尾さん・・・主人公。莫大な財産を受け継いだ貴族。

アンドレイ　結城さん・・・ピエールの親友。ナターシャの婚約者。

ナターシャ　三好・・・無邪気な少女。ヒロイン。ピエールの親友。

マリア　実井・・・アンドレイの妹。兄思い。

ニコライ　宗像・・・ナターシャの兄。ギャンブルでドローコフに財産を巻き上げられる。

アナトール　神永・・・エレーヌの兄。ピエールの義兄。ナターシャに駆け落ちを迫る。

エレーヌ　葛西・・・ピエールの妻。財産目当ての結婚。

ドローコフ　田崎・・・悪党。

ソーニャ　中瀬・・・ナターシャの従姉妹。ニコライを愛している。


＜今回のお話＞
モスクワにナポレオンのフランス軍が押し寄せた。モスクワを逃れたナターシャたちは、偶然瀕死のアンドレイと再会する。アンドレイを看病するも、アンドレイはナターシャ、マリアに看取られながら病死する。ソーニャはマリアに片思いのニコライに、別れを告げる。

アンドレイ「おい・・・死んでしまったぞ・・・主人公だと思っていたがな・・・」
ピエール「本当ですね〜、いや〜残念です、結城さん」
アンドレイ「まさか貴様ら・・・死ぬと知ってて俺を抜擢したのか？」
ナターシャ「そんなわけないですよ〜結城さん。被害妄想ですよ。アンドレイとナターシャは仲直りできたんですから、良かったじゃありませんか」
ピエール「そうそう。これで僕も晴れてナターシャに言い寄れる・・・三好さん・・・」
ソーニャ「いいけどね。別に」

マリア「ニコライさん、なんですか」
ニコライ「俺は貴方が好きなんです」
マリア「まあ・・・宗像くん。貴方はなかなかスキ物ですね」
ニコライ「スキ物なんて・・・そんな・・・マリアさん・・・」
ソーニャ「あたしのことはいいの・・・ほっといて・・・二人お幸せに」

エレーヌ「宗像の奴・・・二股とはいい度胸だ。ピエールも、妻があるくせに浮気とはな・・・瀬尾さん・・・なんで夫が瀬尾さん・・・？誰だキャスティングしたの」
アナトール「エレーヌ葛西。我が妹ながらなんて美しさだ・・・」
エレーヌ「お兄様。相変わらず変態ですわね・・・」