<登場人物>
佐久間・・・レベル1の村人。
三好・・・美貌の魔法使い。
実井・・・賢者。冷血。
波多野・・・ネズミ。
甘利・・・犬。
田崎・・・魔王の手下。悪い魔法使い。湖の番人。
小田切・・・魔王の手下。巨人。
福本・・・魔王の手下。魔法学者。
結城・・・魔王。城に住んでいる。
神永・・・宿屋の主人。
真島・・・遊び人。ギャンブルが強い。
<あらすじ>
魔王の仕業によって、世界は雪に閉ざされてしまった。
魔王を倒す為、佐久間は旅立つ。
村人「ベッドがひとつしかないもんで、床でもいいかね?」
三好「雑魚寝か・・・まあ仕方ないですね」
佐久間「俺は平気だけど」
実井「枕くらい欲しいな」
真島「俺の腕で良ければ・・・」
実井「えっ?神永さんに言いつけますよ」
真島「それは勘弁だ。折角監視の目を潜り抜けてきたのに」
実井「油断もすきもないひとですね」
真島「いてっ!!ネズミが噛んだ!!」
翌日。一行は巨人が住む山に登った。
佐久間「はあはあ、道が険しいな」
三好「この雪ですからね・・・」
実井「君の魔法でなんとかならないの?」
三好「僕の魔法は一種類しか使えないんですよ。つまり・・・変身です」
佐久間「変身?なにになるんだ」
三好「幼女になります」
真島「またか?てゆーかそれ、なんの役に立つの」
三好「最近幼女に転んだ作者のせいですよ。僕は知りませんよ」
真島「リクエストでは色っぽい魔法じゃなかったっけ」
三好「充分色っぽいでしょう?この蛆虫」
実井「幼女は存在Xとできてるらしいですよ。おっと、大きな足跡、巨人ですね」
佐久間「まだ新しいな・・・随分大きい足跡だ」
真島「俺はこの辺で失礼して・・・」
三好「なにびびってんですか?冒険に憧れていたんでしょう?」
真島「こうもリアルだとね・・・俺ってほら、チキンだから・・・」
実井「しっ、黙って。いますよ、あの森の向こうに!」
低い唸り声と共に、大きな巨人が、森の中に立ち上がった。
佐久間「うわ〜でかい。三好、魔法でなんとかしてくれ!」
ターニャ「この蛆虫どもめ!!人間ロケットで成敗してくれるわ!!」
実井「微妙な展開になってきたな」