<登場人物>
佐久間・・・レベル1の村人。
三好・・・美貌の魔法使い。
実井・・・賢者。冷血。
波多野・・・ネズミ。
甘利・・・犬。

田崎・・・魔王の手下。悪い魔法使い。湖の番人。
小田切・・・魔王の手下。巨人。
福本・・・魔王の手下。魔法学者。
結城・・・魔王。城に住んでいる。

神永・・・宿屋の主人。
真島・・・遊び人。ギャンブルが強い。
<あらすじ>
魔王の仕業によって、世界は雪に閉ざされてしまった。
魔王を倒す為、佐久間は旅立つ。

湖は凍っていた。
佐久間、三好、実井の3人と犬とネズミは、凍っている湖を渡ろうと、氷の上に足を乗せた。
湖の番人「待て。ここを渡るには捧げものを捧げてからにしろ」
佐久間「捧げものって・・・何も持っていないぞ」
実井「ネズミでもいいですか?」
波多野「ちゅーちゅー(冗談じゃねえぞ!!)!!」
湖の番人「ネズミなんかもらってもね・・・」
甘利「わんわん」
三好「犬の甘利が湖の番人にマウンティングをしているぞ」
湖の番人「犬の甘利?・・・なるほど。甘利か」
湖の番人は、裸だった。
佐久間「寒くないのか・・・」
湖の番人「俺もよくわからないけど台本にはだかって書いてあったから・・・」
三好「その犬でいいのか?」
湖の番人「ああ、いいよ。どうぞ渡ってくれ」

佐久間「いいひとだったな」
三好「全然悪人じゃなかったじゃないか」
実井「あれ〜おかしいな〜こないだは確かに意地悪して通してくれなかったけど」
三好「犬が良かったんだろ。随分懐いていた」

一行は湖を渡り、さらに先の、峠の宿屋を目指した。
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